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代表が志を語ります

人見知りの私が、初めて就いた仕事はバリバリの営業会社だった。

もともと、人見知りで引っ込み思案だった私。それはそれは喫茶店に一人で入れないくらいのものでした。

それなのに最初に初めて入った会社はバンバンのテレアポ、バリバリの営業会社でした。

仕事は仕事だと割り切り、固定給なしの完全歩合制で朝から晩まで仕事をする中で、300人いる社員の中でトップまで上りつめました。
もしかして自分は、営業に向いているのか?と、自らが思ってしまうほど好成績で(笑)もちろん給料も同年代と比べてたくさんもらっていました。

しかし、ある時、言葉巧みに契約を取る、という自分のしている仕事に、罪悪感を感じ始めてしまったのです。

自分のしている仕事は、本当にお客様の為になっているのか?心から誇れるような仕事をしているのか??
疑問を持ち始めたらもう止まらない。

本当の意味で人の役に立つ仕事がしたい・・・。自己嫌悪との戦いから脱する為にも私はここでスパッと会社を辞めることにしました。これが最初の転職となりました。

専門外の仕事で大家さん世代と話すことが心から楽しかった。

次は大手賃貸仲介会社に入社。
店頭営業でした。つまり、賃貸物件への入居を考えている方に、物件を紹介する仕事だったのですが、これが私、「これはいい物件です」とか「これはちょっと辞めた方がいいです・・・」とか、お客様に正直に言っちゃうんですよね(笑)

だってお客様が心弾ませ、これからの新しい生活を考えて店に来てくれているのに、こちらの勝手な都合で悪い物件を「いい物件ですよ」なんて紹介できないですから。嘘がつけない性分でして・・・

店で物件を紹介しながら、これからアパートやマンションを建てようと思っている地主さんと出会う機会もありました。

人見知りの私が、これがなぜだかおじいさん、おばあさん世代にはかわいがられて・・。地主さんや大家さんと仲良くなると、物件の相談だけでな く、「娘がね、孫がね、」なんて家族の相談から、「税金が・・」という、込み入ったお金の話の相談までされるようになり、最終的には「今度建てようと思っ ているんだよね」なんて相談も。
そこから私の中で店頭での物件を紹介する仕事よりも、そういった、大家さんに向けた建築営業とか、資産運用とか、税金のことに興味をもつようになり、自らのレベルアップを図るために退社を決意したのでした。

ゼロから始める飛び込み営業。人間、やればできないことなんてない。

退職後、いくつかの会社より入社の誘いを受けたものの、次に入社したのは「通勤しやすい」という理由で決めた建設会社でした(笑)

この会社で「追い込まれたり、やらなければならない状態になれば、人はなんでもやれるんだな。窮地に追い込まれれば、やれないことはないんだな。」と、人の底力と言うものを知るのでした。

商品はない、大手と比べて知名度も低い。あるものは自分の足のみ。

さぁ、どうする、となれば、飛び込みしかないです。
お客様に不快に思われないように、精一杯の笑顔で、いろいろなお宅へお邪魔しました。

自分でお客様リストを1から作り、お客様情報、話した内容から、何から何まですべて記載し、そして分析。とにかく頭をフル稼働し、考えに考えながら精一杯がんばりました。

その甲斐あって、入社3年間でアパートやマンションを28棟受注、建設することができました。

しかし、頑張れば頑張るほど社内の期待もノルマも高くなっていく。多大なる仕事の量に、日報を書き終わるのは毎日夜中の3時。
自分は一体何の為に働いているんだと思うようになってしまい、その後3年程勤めた所で退社を決意するのでした。

ここまででお気づきかもしれませんが、私はやることは必ずやります。
会社に属している以上は、会社の方針に従います。

しかし、理不尽なことや、エンドユーザーさんの為にならないこと、
理に反していることが本当に嫌いで、その想いが通じた企業様に
ここから先も、絶えずありがたいお誘いを頂く事となりました。

いい会社すぎる会社に入社、 いい会社すぎて退社。

以前にも入社の誘いをくださり、今回の退社とともにまた、再度誘いを下さった会社に入社がきまりました。

そこはずばり、「いい会社」でした。

・休みの日には必ず休まなければならない
・21時には必ず帰らなければならない

私は営業マンでした。根っからの仕事人間でした。
24時間、365日、仕事のことばかり考えるような男でした。

そう、営業マンとしての血が収まらなかったのです。

それに、建てている賃貸住宅も、なんだか・・・
それなのに値段はものすごく高くて・・。

建築費や価格の内訳を知っている分、なんだか納得できず。

販売に力が入らず、歓送迎会の数日後、退職の意を伝えました。

カルチャーショック! 魅力的な建物を建てる会社にやっと出会えた。

次に入社したのは、女性好みのデザインと、空間効率の高い、デザイン性抜群の建物を建てる建築会社へ入社しました。

初めて見た時のその衝撃。
ヨーロピアン調のその家を見て私はカルチャーショックを受けました。

やはり、自分がいいと思っているものというものは、よく売れるのです。そしてお客様も「建てたい」と言って自ら足を運んでくれる。とてもやりがいのある仕事にやっと出会えた、という気持ちになり、とにかく結果を出すことが出来ました。

成果を出せば出すほど、社長からもどんどん仕事を任されるようになり、うれしい反面、仕事量は膨大になってきました。

部門責任者となり、新店舗の開店責任者となり、2年目には代表取締役社長(雇われですが・・・)に任命され、業績を伸ばすことを一生懸命考え、取り組んできました。

次にはお客様とのやりとりだけではなく、新人社員教育までも任されました。
さらには、私が商品となりました。私が全国を駆け回り、全国の営業マンに営業方法を教える。

自分も営業し、新人社員教育をし、商品として全国を駆け回り、社員の相談にも乗り、8日間寝ずに仕事を続けていたところでとうとう倒れてしまいました。

とうとう、倒れ、大切なことに気づく。

体に麻痺症状が出、動けない。1年半、寝たきり状態でした。それでも前社長から早く治して欲しい、この案件は絶対決めないといけないから出て欲しいといって、痺れる体に鞭を打って営業に出ていました。とにかく必死で、それはそれはすさまじい経験でした。

理不尽と過酷さは人を成長させる。後から考えると、こんなことを思いました。本当に本当に大変でしたが、間違いなく私、成長しましたね。

病院にいる時には、地主様からたくさんのお電話をいただきました。

そこで気付いたのでした。

地主様としっかり向き合って話していると、地主様のお困りごとの多くは「税金・入居者・修繕(リフォーム)」の問題であるということに。

私を頼ってくれる大家さんのことを考え、
「いつ死んでも後悔のない人生を」
口癖のように言っていた言葉をリセット。
「もっと自分を愛してみよう・・・」
そう、意識を変えてみると、身体に、少しずつ回復の兆しが見えてきたのでした。

本当にやりたいこと。

自分に不足していた修繕・リフォームの勉強をする為に住設機器販売会社へ転職。

全国展開中のリフォーム会社から、「新規出店の春日井店店長へ」という誘いを受けて入社することとなりました。

ここで半年、住宅設備やらエクステリア関連まで、10件以上を受注しました。しかし、その間にも数多くの地主様からの税務、資産運用、土地活用の相談をいただき、

「やっぱり、最終地点はこれだ」と決意。

私の心と身体のリハビリをしてくださっていた地主さんに相談してみると、

「やりなさい。あんたの才能をこのまま埋もれさせるのは勿体ないよ。独立資金は私が出してやるから」と、スパッと一言。

言うなれば「赤の他人」。それなのに私に対し、こんな想いを持ってくださるこの方を裏切れない、と、その方の援助のもと、当初H23に予定していた独立を早めてH20.2.1に、チーム・ベリアスを設立いたしました。

僕はこうして、沢山の職を経験しました。
その分、人に迷惑ばかりかけてきたかもしれないし、
最終的には身体も壊してしまいました。
でも、ここで初めて、自分は何を成す為に生まれてきたのかがわかったのです。

今まで、どこの、どんな会社にいても頑張ってこれたのは、
困った時に私を頼ってくれる、沢山の大家さんたちがいたから。

私を、どこかの会社の1人の社員としてではなく、
私を、私としてみてくれた、沢山の大家さんたちがいたから。

だから、私は、

建築会社でもなく、

不動産会社でもなく、

大家さんの為に全力を尽くせる会社を、

大家さんの悩みを私に相談してくれたら
一括で解決できる会社を、 作りたかったのです。

ありがたいことに、私の想いを知って
たくさんの同志を得ることが出来ました。

建築会社になってしまったら、本当は建てると失敗してしまう地主さんに、「建てましょう」と言わなければならない。

不動産会社になってしまったら、「家賃保証」を盾にして、「建てましょう」と言わなければならない。

そんなのは、嫌だったのです。

過去、たくさんの地主さん、大家さんと出会い、話をする中で
私は、地主さん、大家さんの息子のような存在になりました。

遠く離れて暮らす、本当の息子さん、娘さんよりも、
近くにいる、血の繋がらない息子のような存在に。

大家さんの賃貸経営を、本気で考え
将来のことまでしっかり考え、
大家さんをずっとずっとサポートし続ける、息子のような存在に。

もちろん、大手さんには大手さんの良さがあります。
それに比べてベリアスはまだまだ小さな会社です。
大手さんに比べて社歴も少ないです。

でも「空室は0」なんです。

地主さんから、大家さんから、想いを託されているのです。
そりゃ絶対に裏切れないですよ。

そんな人いるわけないじゃないか、と言われても、ごめんなさい、本当にここにいるんです。

いつだって、どこにいたって、たくさんの大家さん達が私を支えてくれた。今度は私が、いや、私達 が、大家さんの賃貸経営を、支える番です。「嫌いな言葉は、空室です」チーム・ベリアス株式会社 代表取締役 梅田 信一